下仁田ファーム
小金沢農園 (こがねざわ のうえん)
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| ご挨拶―― |
| ご来園、ありがとうございます。 私の父は、農家の三男でありながら、農業が好きで始めました。 私は、農家の長男でありながら、家をとびだし、東京で小さいながらも 自分で会社を始めました。 東京のど真ん中で、しかもファッション業界という、農業とはもっとも離れたところにいながらも、 農家の長男、ということが、いつも私の内部の片隅にありました。 フトしたきっかけから、それが定めのように、私のなかで大きくなり、 会社を休眠して、1年間、いろんなことを考えました。 環境保全的農業とか、これからの農業とか、自分なりに勉強してみました。 そして、’06春より、家業である農業を始めたのです――。 はじめてすぐに、ぶち当たったのが、父の存在です。 私の頭のなかにある農業と、農業というものに過剰なくらい自信を持っている父と、 ときおり、激しくぶつかりました。 また、大地と天然自然が相手ですから、キレイ事では済まないこととか、たくさん出てきました。 振子を大きく振るような決意で望んだ就農でしたが、何度も挫折しそうになりました。 (実際、一度、畑から逃げ出したこともあります) 結局、自分の思い描いていた農業は、自分の思い上がりな部分もあり、 なにひとつ出来ていません。 1年で、やっと全工程を一通り、経験しただけです。 まだまだ修業の身ですが、いつの日か、新しい日本の農業を実現できるよう、 体ごと畑にぶつかっていこうと思います。 ◇ なにか新しい感覚で農業をとらえてみたいと思っていましたが、 2年目の去年を通して感じたのは、新しいこと(食文化の未来)より、 伝統的なもの(地域文化の継承)に強く惹かれるようになりました。 3年目の今年は、目一杯やります。 ◇ 4年目――。 三年やって、ようやく地に足がついたというか、 作業の流れ、自然のリズムが頭ではなく身体で反応、身についた感じがします。 更なる展開をめざしてがんばります。 ◇ 5年目で思うこと。 「下仁田ねぎぼうず園」、「下仁田葱の日」など、頭のなかのアイディアをすこしづつ実現しました。 都市部の人との交流、地域の人とのつながりなど、帰農した当初には思いもよらぬほど充実して きました。 農業をまだまだ楽しもうと思います。 |
