下仁田ねぎの保存方法
購入(到着)後は、箱・袋から出し天日にさらして乾かした後、段ボールに立てかけ、日陰の風通しの良いところに置いてください。直射日光が当たるところだと乾燥が進み、湿気の多いところだと腐ってしまいます。
土は自然に取れていき、青葉は徐々に枯れますが、白根の風味は変わりません。
土に埋めないでください!
箱で贈られたりすると「量が多い」と言われることもありますが、1〜2ヶ月は保存できますのでゆっくりご堪能ください。そのための「根付き」「土付き」「葉っぱ付き」です。
下仁田ねぎの
おいしい食べ方
基本的なおいしい食べ方を紹介します。
一般的にはねぎは添え物や薬味としての使い方が多く、ねぎが主人公となる料理がなかなか思い浮かばないという方もたくさんおられることと思います。このほかにも食べ方いろいろ。おいしいのができましたら、教えてください。
煮る調理
すき焼き
下仁田ネギといったら、やはりなんといっても “すき焼き” でしょう。すき焼きは、ねぎを味わうごちそうです。
ふだん調理されている方法で、かまいません。本場の下仁田ネギをお召し上がりください。
熱が通るとすぐにとろけてきます。
また、牛ではなく、“塩とりすき”などもおすすめです。
下仁田ネギを含むネギが、すき焼きや焼き肉に適している理由は、
- 肉類の臭気をとる。
- ネギの成分が肉、魚のたんぱく質を分解、吸収しやすくする。
- 糖分はでん粉にならないで糖葉であるので砂糖の節約になる。
とのことです。~『植物観察図解辞典』より。
※ その他“なべ料理”全般にお使いください。
焼く調理
焼きネギ
- 外側の乾いた皮だけを剥き、根と青葉の部分を切って白い部分を5cmくらいの輪切りにします
- フライパンに少量のオリーブオイルを熱し、中火でコロコロ転がして塩コショウで味付けします
お好みでベーコンや鶏肉を一緒に炒めるのもおいしいですよ!
また、オリーブオイルではなくゴマ油でもおいしくお召しあがりいただけます
揚げる調理
下仁田ねぎのかき揚げ
- 白根・青葉ともに小さく刻みます
- 天ぷらの衣と切ったねぎをよくからめてひとまとめにする
- 180℃に熱した油で揚げる
(揚げすぎないように! 衣が揚がればOK) - 油を切ったらできあがり
刻んだ小エビなどを混ぜでも相性いいです
下仁田ねぎのフライ
- 白根を2cmくらいに斜め切りにします
- 衣を付けて180℃に熱した油で揚げる
- 油を切ったらできあがり
タルタルソースやウスターソースをつけてお召しあがりください
なんとなく牡蠣フライに見えるサイズ感が楽しいです
青葉のかき揚げ
- 茶色く枯れた部分を切り去り、青葉を細い斜め切りにします
- 天ぷらの衣と切ったねぎをよくからめてひとまとめにする
- 180℃に熱した油に、ふわっと散らないように菜箸でそっとつまんで入れて揚げる
(揚げすぎないように! 衣が揚がればOK) - 油を切ったらできあがり。うどんに乗せたり、おつまみなどに好適です
天ぷらは水の代わりに炭酸水を入れるとさくさくに作りやすいと言いますね
蒸す調理
蒸し焼き
- 白根部分を、2〜3cm程度の斜め切りに
- バターをしいたプレート(もしくはフライパン)に、ならべて、蓋をして約5分
- 蒸しあがったら、適度に醤油をたらし、全体になじませて出来上がり。
お好みで椎茸、舞茸などを一緒に調理すると香ばしくなります
その他、下仁田ねぎ入りタマゴ焼き、葱チャーハン、葱のコンソメスープ、葱入り雑炊、カレーうどんなど麺類の具、葱と油揚げの味噌汁の具、細かくきざんで納豆の薬味、青葉の素揚げ、白根・新芽の天麩羅、青葉のかき揚げなどにしてもおいしくお召しあがりいただけます。
プロの皆様の
下仁田ねぎレシピ集
料理研究家やフードコーディネーターの皆様方が、下仁田ファームの下仁田ねぎを調理してくださいました。画像をタップクリックすると記事ページを表示しますので、どうぞご覧ください。